【経験者談】クラウドクレジットの評判とは?仕組み・運用状況・手数料等を解説

近年、個人投資家と資金需要者をインターネット上でマッチングする「ソーシャルレンディング会社」が増えています。ソーシャルレンディング会社は多々ありますが、その中でも着実に実績を伸ばしているのが「クラウドクレジット」です。

この記事では、クラウドクレジットの評判、仕組み・運用状況・手数料等を解説します。クラウドクレジットの運用経験者談を交えて解説するので、利用を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

執筆者のプロフィール

牧野 章吾

  • 経歴:証券会社マーケット部門→独立系Webディレクター
  • 資格:証券アナリスト、AFP、CFP(4/6)、PPB、TOEIC905
  • 趣味:犬の散歩、焼肉屋巡り、Twitter
目次

クラウドクレジットとは

クラウドクレジットとは、世界各国で資金を必要とする人や事業者と投資家を繋ぐプラットフォームです。

数多くのソーシャルレンディングサービスが現れている中で、海外案件への専門性、インパクト投資による社会貢献性、高い収益性、そして運営メンバーと株主の信頼性から、着実に伸びているサービスです。

インパクト投資:従来の経済的なリターンの獲得に加え、投資を通じて社会的課題の 解決を目指す投資

引用元:三菱UFJ信託銀行
スクロールできます
社名クラウドクレジット株式会社
設立2013年1月
代表杉山 智行
本社東京都中央区日本橋茅場町1-8-1
茅場町一丁目平和ビル802
出資企業伊藤忠商事株式会社、フェムトグロースキャピタル有限責任事業組合、有限責任事業組合フェムト・スタートアップ、マネックスベンチャーズ株式会社、株式会社GCIキャピタル、合同会社MCC、第一生命保険株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、Z Venture Capital、ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社、グローバル・ブレイン株式会社、SBIインベストメント株式会社、株式会社丸井グループ、三井住友海上キャピタル株式会社、GMO VenturePartners株式会社
コンタクト電話:03-6268-9210
メール:info@crowdcredit.jp

投資を通して、社会貢献と高い利回りを実現できるサービスとして知られていますが、その仕組みを徹底解剖していきます。

サービスの仕組み

クラウドクレジットのサービスでは、主に日本の投資家と海外の資金需要者をマッチングします。日本と比べて銀行の貸出余力が低く、資金需要が大きい国の事業者を対象にしたサービスです。

出所:クラウドクレジット「はじめの方へ」

日本の余剰資金を「ローン投資」という形で融資するサービスで、グローバル規模で行うことにより高い表面利回りを実現しています。

投資家はファンドへの投資を通じて分配金を受け取る仕組みで、クラウドクレジットが仲介を行います。

ファンド組成の流れ

クラウドクレジットが提供するファンドの組成の流れは次の通りです。

STEP
商品製の検討・確認
  • 想定利回りの確認
  • 運用資産の保全に関する手段の確認
  • 海外にある提携候補先の本人確認
STEP
法制、税務、財務、収益性の確認
  • 運用候補国の各法律事務所と法令・規制の確認
  • 最終資金需要者の借入金利確認
  • 子会社所在地における税率の確認 (Tax Treaty の有無の確認を含む)
  • 資金需要者(B/S Lender) やプラットフォーム運営者の財務内容確認
STEP
オンサイト・デューデリジェンス (現地訪問確認)
  • 先方が業務遂行に必要な人員を有していることの確認
  • 先方の鍵となる部門長 (少なくとも コンプライアンス部門,リスク管理部門, 債権回収部門, その他は先方の業務特性に応じて確認)が必要な専門知識を有しており、適切なストラテジーを有していることの確認
STEP
投資インフラの整備
  • 監督官庁(関東財務局) への書類提出
  • 分別管理に必要な銀行口座開設
STEP
テスト投資
  • ファンド募集前に自己資金を使用しての少額運用
  • 資金決済上の問題点や注意点の洗い出し
  • 当社内での情報共有と最終確認
STEP
ファンド発売

お客様にご購入いただける状態にし、サイトに公開

初期コンタクトとしてクラウドクレジットの社員が現地へ行き、資金需要者の状況を調査することから始まります。調査の結果、商品化の見込みがあると判断されれば、デューデリジェンス(商品化前の調査)が行われます。

クラウドクレジットのメリット

クラウッドクレジットには様々なメリットがありますが、代表的なメリットは次の通りです。

クラウドクレジットのメリット
  • 有名企業が出資している安心感
  • 透明性が高い運用実績
  • 1万円からと低い最低投資金額
  • 収益性(利回り)が高い案件
  • 社会貢献につながるインパクト投資
  • 積極的な情報発信

それぞれ解説します。

有名企業が出資している安心感

クラウドクレジットには数多くの有名企業が出資しているため、安心してサービスを利用することができます。

出所:クラウドクレジット「会社情報」

一度は聞いたことある上場企業、ベンチャーキャピタルばかりではないでしょうか。

大手企業が多数出資しているソーシャルレンディング会社のため、社会的信用度が高い会社と言えるでしょう。

透明性が高い運用実績

運用実績の透明性が高いことも安心できるポイントです。

クラウドクレジットでは、収益率や投資倍率ヒストグラムなど、ファンドの運用実績が定期的に公開されています。

ソーシャルレンディングは比較的新しいサービスでもあるので、問題が起きることもしばしばあります。投資をする上で、運用実績の透明性が高いことは非常に重要と言えるでしょう。

1万円からと低い最低投資金額

クラウドクレジットでは、最低投資金額が1万円からとなっています。ソーシャルレンディング初心者で、「いきなり大きな資金を投入するのは怖い」という人でも安心です。

少額から投資できるソーシャルレンディング会社は少ないので、クラウドクレジットの強みと言えます。

各ファンドによって最低投資金額・投資単位が異なるので、事前にファンドの概要を確認しましょう。

「ファンド一覧」からファンドを選択すると「概要・リスク」が記載されているページに移ります。概要に「最低投資金額/投資単位」の記載があるのでこちらで確認しましょう。

参考:クラウドクレジット「ペルー女性事業主向け協同組合支援ファンド8号」

収益性が高い案件

高い利回りが期待できるのもクラウドクレジットの魅力です。

空前絶後の低金利時代の中で、国債や社債はほとんど利回りは期待できません。個人向け日本国債であれば0.05%、高格付社債でも2%に満たないものがほとんどです。

出所:クラウドクレジット「運用実績サマリー」

一方クラウドクレジットのファンドであれば、5%以上の利回りが期待できるファンドが多いので、ポートフォリオに組み入れる価値は十分にあります。

社会貢献につながるインパクト投資

クラウドクレジットでは、「社会的インパクト投資」を積極的に推進しています。社会的インパクト投資とは、社会的課題の解決に取り組む企業等に投資し、経済的なリターンを追求する投資手法です。

出所:クラウドクレジット「社会的インパクト投資とは」

経済的リターンだけでなく社会的リターンも追及できるので、投資を通して社会貢献ができます。

積極的な情報発信

クラウドクレジットでは、ソーシャルメディア等を通じて積極的な情報発信を行っています。

より多くの人にクラウドクレジットのサービスを知ってもらう等の狙いがありますが、ファンドの運用実績や運用状況等、投資家にとって重要な情報を得られるでしょう。

クラウドクレジットの手数料

クラウドクレジットでは、ファンド購入時の取扱い(販売)手数料はかかりませんが、以下の手数料等が発生します。

  • 運用手数料
  • 振込手数料
  • 払い戻し手数料

運用手数料

運用手数料(営業者報酬)は、ファンドの出資金から所定の金額(出資金の1.0%、2.0%など)が差し引かれます。

運用手数料が差し引かれる回数はファンドによって異なり、運用開始時に1回だけ差し引かれるファンドや、毎年1回差し引かれるファンド等があります。

払込手数料

振込手数料は、顧客(投資家)がクラウドクレジットの預託金口座へ入金する際にかかる手数料です。いわゆる入金手数料ですね。

振込手数料は利用する金融機関によって異なりますが、1回あたり100〜400円である場合が多いです。

払い戻し手数料

クラウドクレジットの預託金口座から顧客(投資家)が登録している口座に払い戻しする場合にかかる手数料です。いわゆる出金手数料ですね。

払い戻し手数料は月1回までは無料ですが、同月2回目以降は756円の事務手数料が発生します。

クラウドクレジットの運用状況

クラウドクレジットの運用状況は、同社のホームページにて公開されています。

実績利回りの単純平均

出所:クラウドクレジット「運用実績サマリー」

直近2年間の実績利回りの単純平均を見ると、為替リスクも加味した当該月償還ファンドの利回りは0.4%〜7.9%とかなり変動が激しいことがわかります。

一方為替リスクを排除した「為替ヘッジあり」または「円債」ファンドの利回りは5.8〜8.3%と安定的に高水準であることが分かります。

投資初心者は「為替ヘッジあり」または「円債」ファンドに投資する方が無難ですね。

元本運用状況

出所:クラウドクレジット「運用実績サマリー」

クラウドクレジットが公表している元本運用状況によると、およそ9割のファンドが投資段階で見込んでいた高利回りを享受できていることが分かります。

一方で1割弱は相応の損失を見込んでいるため、”必ず”儲かる商品ではないことは理解しておきましょう。

“必ず儲かる”投資商品なんて存在しないので、十分期待リターンが大きい部類には入るでしょう。

損益分布図

出所:クラウドクレジット「運用実績サマリー」

上記は2014年6月から2021年3月までの損益分布図です。

縦軸の会員数(投資家数)と照らし合わせると分かるように、過半数の方は高い利回りを享受できていることが分かります。IRRの中央値が4.87%であり、債券投資では享受できないレベルの利回りが実現できています。

一方で、数としてはかなり少数ですが20%以上の損失を被っている方もいるので、投資するファンドは適当に決めずしっかり分析してから選定するのがよいでしょう。

クラウドクレジットの口座開設〜投資までの流れ

クラウドクレジットの口座開設手続きはオンラインで完了します。具体的には、以下の流れで登録を行います。

  1. ユーザー登録
  2. 顧客情報の入力
  3. 本人確認
  4. 登録完了
STEP
ユーザー登録

下記のボタンから新規登録の手続き(無料)を行います。

STEP
顧客情報の入力

顧客情報や金融機関口座の情報などを入力し、口座開設の申込みを行います。

STEP
本人確認

スマホカメラを使っての認証、もしくは郵送されるお客様コードの入力することで本人確認を行います。

STEP
登録完了

STEP3までで登録は完了です。次に投資に移っていきます。

STEP
預託金口座への入金

マイページから「入出金・口座情報」に遷移し、画面に表示されている振込先口座に入金します。

STEP
ファンド購入の申し込み

ファンド詳細ページより購入申し込みを行います。

STEP
ファンド購入完了

クラウドクレジットより「ご契約成立のお知らせ」が届きましたら購入完了です。分配については、購入したファンドごとに分配金が預託金口座に自動で振り込まれます。

以上が口座開設から投資までの手続きになります。

クラウドクレジットの口コミ・評判

口コミ・評判

クラウドクレジットの口コミ・評判をまとめています。口座開設を検討している方はご参考ください。

メーカー勤務のY様

クラウドクレジットでソーシャルレンディング投資を2年ほど行っています。

ご存知の通り国債に投資するのは馬鹿らしいし、投資信託は米国株ETFで十分。そこで債券に代わりになる商品を探していました。

クラウドクレジットのファンドは5%以上の利回りが期待できるので、まさに自分が探し求めているものだと確信しましたね。

外資系保険会社勤務のH様

正直ソーシャルレンディングにはあまり印象はありませんでしたが、クラウドクレジットの運用状況をオープンにする姿勢が好印象で10万円だけ投資してみました。

各ファンド毎に運用報告をしてくれることはもちろん、同社はセミナーやレポートなど積極的に情報発信しているので、投資家と二人三脚で運営している感覚がまた良かったですね。

他のソーシャルレンディングではあまり見られないほど投資家フレンドリーです。

不動産会社経営のT様

最初は経験だと思ってクラウドクレジットのファンドを購入しました。

すると分配金支払いの遅延等が発生し、「やっぱりこの手の案件はダメか〜」と失望しましたが、徐々に市況が回復して今では結構な分配金を受け取っています。

実は損失が確定したファンドもあるのですが、コロナということもあり割り切っています。最近でようやくトントンかな?笑

Twitterでの評判

クラウドクレジットのTwitterでの評判をまとめています。

クラウドクレジットのキャンペーン

クラウドクレジットが2021年6月4日から7月21日まで実施しているAmazonギフト券キャンペーンの概要は以下の通りです。

特典1【特典付与条件】
下記キャンペーン期間中に、新規でメールアドレスを登録の上、口座開設が完了した方。
【特典内容】
Amazonギフト券1,000円分をプレゼント。
特典2【特典付与条件】
特典1の対象となるお客様が、下記キャンペーン期間中に、10万円以上ファンドを購入。
【特典内容】
合計投資額に応じて、最大10万円分のAmazonギフト券をプレゼント。
キャンペーン期間2021年6月4日(金)0時0分~2021年7月21日(水)23時59分
プレゼント期間2021年9月上旬〜9月中旬

とてもお得なキャンペーンなので、この機会に応募して特典をゲットしちゃいましょう。投資金額に対するギフト券金額で計算すると、投資時点で1%の利回りは確定しています(笑)

クラウドクレジットのニュースリリース

クラウドクレジットに関する直近のニュースをまとめています。

新執行役員の就任のお知らせ

クラウドクレジット株式会社【本社:東京都中央区、代表取締役社長:杉山 智行、以下「当社」】は、2021年6月1日付にて杉崎 梓(すぎさき あずさ)及び新渡戸 理貴(にとべ まさき)が、2021年7月1日付にて小松 真也(こまつ しんや)が新たに執行役員として就任したことをお知らせいたします。

引用元:クラウドクレジット(2021年7月1日)

新ファンドパッケージ「短期運用型パッケージ」

クラウドクレジット株式会社【本社:東京都中央区、代表取締役社長:杉山智行、以下「当社」】は、2021年5月27日(予定)からのファンド募集より、新たなファンドパッケージ機能として、「短期運用型パッケージ」を設定する運びとなりましたのでお知らせいたします。この「短期運用型パッケージ」は、相対的に運用予定期間が短い当社ファンドを組み合わせることで、流動性リスクの抑制を軸に据えたファンドパッケージです。従前よりご好評いただいております「先進国通貨パッケージ(円重視タイプ)」に続き、当社ファンドを初めて購入される方にも活用しやすく、また、分散投資をより身近に感じていただけるよう工夫を凝らしております。

引用元:クラウドクレジット(2021年5月27日)

総額約11億円の資金調達のお知らせ

クラウドクレジット株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:杉山 智行、以下「当社」)は、この度、三井住友海上キャピタル株式会社・GMO VenturePartners株式会社等が運営するそれぞれのファンドから資金調達を実施いたしました。本ラウンドは、2020年5月15日発表分と2020年12月16日発表分と同条件での実施となり、これらと併せると調達資金総額は約11億円となります。

引用元:クラウドクレジット(2021年4月16日)

最後に

今回はソーシャルレンディングのクラウドクレジットをご紹介しました。

多くのメリットがある反面、元本毀損リスクや為替リスクがある投資です。投資する際はしっかりとリスクについても確認した上で行うようにしましょう。

個人的には、上記のリスクを加味した上でも投資する価値は十分にあると考えています。1万から投資できるファンドも多いので、ソーシャルレンディング未経験者も手軽に投資できるでしょう。

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