【2022年版】電通の事業内容・強みと弱み・採用と年収を解説

電通の業務内容・強み弱み・年収

皆さんこんにちは。牧野です。

今回は電通の事業内容・強みと弱み・年収をお伝えしていきます。

この記事で分かること
  • 電通の事業内容
  • 強みや弱み
  • 新卒採用・転職のポイント
  • 年収などの待遇
  • 口コミや評判
執筆者のプロフィール

牧野 章吾

  • 経歴:証券会社マーケット部門→独立系Webディレクター
  • 資格:証券アナリスト、AFP、CFP(4/6)、PPB、TOEIC905
  • 趣味:犬の散歩、焼肉屋巡り、Twitter
目次

電通とは

電通とは、日本最大手、世界規模では5位の広告代理店です。

広告業界でのプレゼンス、豊富な人財、そして高い年収から就活生に人気の企業の一つです。

会社名株式会社 電通
代表者五十嵐 博(代表取締役)
本店所在地東京都港区東新橋1-8-1
従業員数6,907名
会社HPhttps://www.dentsu.co.jp

電通の事業内容

電通の事業内容を見ていきましょう。電通は2021年時点で次の事業を行っています。

電通の事業内容
  • マーケティング事業
  • デジタルマーケティング事業
  • クリアエイティブ事業
  • プロモーション事業
  • メディア事業
  • コンテンツ事業
  • PR事業
  • グローバル・ビジネス事業

それぞれ詳しくみていきます。

マーケティング事業

マーケティング事業では、クライアントが直面する課題をマーケティングによって解決するソリューション提案を行っています。

具体的な事業領域は次の通りです。

スクロールできます
統合マーケティングATL/BTL、オンライン/オフライン広告など、統合型のマーケティング・ソリューションを提供
PDCAマネジメント経営の意思決定を支援し、次のアクションへつなげるPDCAマネジメントの体制を提供
マーケティング・システム・デザインBI(ビジネス・インテリジェンス)を活用して「売れ続けるための仕組み」を設計する専門的なソリューションを提供
ブランドコンサルティング事業経営とマーケティングを一気通貫させるブランド戦略を提案・実施
ビジネスデザイン課題の発見から解決のアクションまでを一貫してサポート

デジタルマーケティング事業

デジタルマーケティング事業では、デジタルマーケティングのすべての領域に対して、「コンサルティング」「開発・実装」「運用&実行支援」の3つの機能を提供しています。

具体的な事業領域は次の通りです。

スクロールできます
マーケティングインテリジェンスサービスマーケティング課題(ブランド課題/顧客課題/ROI・KPI設計/システム・プロセスなど)のための戦略立案と実行を支援
デジタル運用型広告サービス最先端のテクノロジーを活用、その企業にとっての優良顧客をwebサイトに誘引する設計を支援
ダイレクトマーケティングサービス「販売件数」「会員獲得数」「問い合わせ件数」などの数値を広告効果とみなし、そこに至る生活者一人一人の行動履歴を可視化
システムソリューションサービス「事業コンサル」「プラットフォーム構築」「コンテンツ制作・運用」に至るまでワンストップでソリューションを提供
データソリューションサービスデータマネジメントプラットフォーム(DMP)開発やデータ活用を主目的としたデータソリューション、データ分析業務を行う
ソーシャルマーケティングサービスソーシャルメディア、オウンドメディアを起点とするコミュニケーションプランニング・コンテンツ開発・運用を行う

クリエイティブ事業

クリエイティブ事業では、アイデアを、メディアを、人材を、自由自在に組み合わせて、最適なソリューションを提案していきます。

クリエイティブ事業の2020年度「広告賞受賞歴」と「クリエイター・オブ・ザ・イヤー」は次の通りです。

プロモーション事業

プロモーション事業では、近代的な店頭コミュニケーションに加えて、SNSやWEB動画、スマホなどのデバイスの知見、O2O関連ツールなどデジタルソリューションを提供していきます。

具体的な事業領域は次の通りです。

スクロールできます
体験価値ブランディングイベントやスペースでの「実体験」の提供を通じて、企業・ブランドのメディアとしての価値向上の支援を行う
購買行動データ/モデル複雑化した消費行動に対し、新消費行動モデルDual AISAS Modelを提唱し、売上を最大化するコミュニケーションを提供
チャネル・ソリューション生活者視点で複数チャネルを連携させ購買へつなげるマーケティング手法の開発・実装を支援
デジタル・アクティベーション様々なテクノロジーを活用してオンラインでもリアルな場でも、行動を誘発する「デジタル・アクティベーション」の取組を実践

メディア事業

メディア事業では、長年のリレーションや最新の技術・ノウハウを駆使して顧客企業の事業視点に立ち、ビジネスを動かす最良な実行力を提供します。

具体的な事業領域は次の通りです。

スクロールできます
メディア・プランニングメディアプランの作成、メディア・バイイング戦術の策定、メディア企画の立案まで、幅広いメディア・プランニングサービスを提供
メディア・バイイング新たな媒体商品や斬新な広告スペースの開発を働き掛け、メディア・コンテンツ企画を行う
インタラクティブメディアデジタル領域で高い専門性を持つグループ各社とも連携し、クライアントの課題解決に向けた最適なコミュニケーションを提供
メディアとの新ビジネス開発メディア各社が保有するさまざまリソースを活用し、新しいビジネスモデルの構築とその事業化をメディア各社と共同で推進
オーディエンス・インサイト既発従来のグループインタビューやアンケート調査に加え、メディア機器の利用ログの集計・分析やシミュレーションを交え、最先端の知見を開発
プライベート・マーケット・プレイス有力なネット・メディアとの強い協力関係を元にして、高付加価値を提供できる独自のPMPを開発を推進

コンテンツ事業

コンテンツ事業では、コンテンツの作成、運営を行っていきます。

具体的な事業領域は次の通りです。

スクロールできます
スポーツ・ビジネス国内外を問わず数多くの優良なスポーツのさまざま権利を確保し、クライアントのコミュニケーション戦略に活用する提案を行う
エンタテイメント・コンテンツコンテンツをフルに活用することによるコミュニケーション全体の設計を行い、クライアントの課題解決につながる提案を行う

PR事業

PR事業では、PRを広告やクリエイティブ、デジタル、プロモーション、コンテンツなどと掛け合わせて統合的にプランニングしていきます。

具体的な事業領域は次の通りです。

スクロールできます
戦略PR情報の流通経路やタイミングのデザインによるストーリーづくりで、生活者を動かすための情報の創出と流通デザインをサポート
デジタルPR企業や組織が発信する情報を効果的に情報が届くように、デジタルPRの支援・コンサルティングをワンストップで提供
クライシス・コミュニケーション企業や組織のピンチを切り抜けるための「クライシス対応」と、ピンチを招かないための「リスクマネジメント」のプログラムを提供し包括的にサポート
グローバルPRグローバルでビジネスを展開する際のPR施策の提案・実施に加えて、最適な現地PR会社の紹介やメディア対応トレーニングなどを提供
インフルエンサー・マーケティング生活者に影響力のあるインフルエンサーにその情報を配信することで、オーガニックな情報フローや拡散を狙ったサービスを提供

グローバル・ビジネス事業

グローバル・ビジネス事業では、国内外のクライアント企業にマーケティング・コミュニケーション・サービスを提供

具体的な事業領域は次の通りです。

スクロールできます
アウトバウンド・アカウント界各国の拠点を通じ、言葉や文化の壁を超えて、国内同様の高品質で多様なサービスを提供
インバウンド・アカウントグローバル企業クライアントの日本市場でのマーケティングを支援
グローバル・コンテンツ世界の様々なコンテンツホルダーとの協業を通して、広告主への新しいソリューションを提案

また、電通をはじめとする広告業界に興味のある方で、より詳しく事業内容や業務内容を知りたい方には、次の書籍がおすすめです。

広告の基本的なことから、広告会社の仕事内容や働き方までリアルな情報をインプットできます。

電通の強み

次に、電通の強みと弱みを見ていきます。

強みから見ていきましょう。

国内での圧倒的なプレゼンス

電通の強みとして、国内での圧倒的なプレゼンスが挙げあれます。

日本の広告市場の1/4以上を電通が占めており、長年トップに君臨しています。資本力もあるため、投資や開発案件への予算が豊富であり、大型プロジェクトや大規模なM&Aを実施することで、さらなるシェア拡大が期待できます。

同業他社に比べて給与水準も高く、優秀な人材はまだまだ多いです。

グローバル・ネットワーク

グローバル・ネットワークも電通の強みと言えます。

電通グループは、2021年時点で145の国・地域において64,000人以上の従業員を抱えています。クライアントの数も全世界で11,000社を超えており、まさにワールドワイドに展開している企業なのです。

また、地域別事業構成比は日本40%で海外60%と過半数は海外が占めています。単に支店を構えているだけでなく、しっかり機能していることが分かりますね。

出所:電通「一目でわかる電通」

2013年に英国の大手広告会社のイージスを買収して以来積極的に海外展開を行っていますが、着実に成果が出ていることがわかります。

電通の弱み

デジタル広告への遅れ

電通の弱みとしては、デジタル広告への遅れが挙げられます。

既存のテレビ広告や新聞広告で大きなプレゼンスがあっただけに、デジタル広告への対応が遅れてしまい、サイバーエージェントの台頭を許してしまいました。

今では電通もデジタル広告に力を入れていますが、ここからどれだけ巻き返せるかに注目していきましょう。

度重なる不祥事

度重なる不祥事も電通の弱みと言えます。

むしろこれだけの不祥事を起こしているにも関わらず、未だに日本トップ企業として君臨し続けているのは本当に凄いと思いますね。

以下、代表的な電通の不祥事、不信感を募るニュースの一部です。

2015年新人女性社員過労自殺問題
2016年インターネット広告における不正詐欺
2019年持続化給付金事業の受託をめぐる中抜き問題
2020年東京五輪招致における裏金関与疑惑

このような問題もあり、世間の電通の評判は良くありません。イメージ回復施策が必要だと言えます。

電通の年収

次に、電通の年収についてみていきます。

今回は電通が公表している決算資料と、口コミサイトに記載されている年収を参考にしています。

決算資料でみる年収

電通が公表している有価証券報告書に平均年収の記載があります。年収に関する唯一の公式資料ですから確認すべきです。

電通の年収(有報)

平均年収:13,418,790円
平均勤続年数:17.3年
平均年齢:46.4歳

参考:電通「有価証券報告書」

有価証券報告書によると、電通の年収は1,341万円であることが分かります。さすが電通、国内トップクラスの給与水準ですね。羨ましい..

口コミサイトでみる年収

次に、口コミサイトのOpenWorkで電通の年収をみてみましょう。

電通の年収(口コミ)

回答者の平均年収:1,141万円

参考:Open Work

有報の年収より低いですが、回答者の多くが若手や中堅であることを踏まえると、納得できる値だと思います。

電通の新卒採用

電通の新卒採用事情についてみていきます。新卒で電通を目指す学生はご活用ください。

募集職種

  • 総合職
  • デジタルクリエーティブ職
  • アート職

採用フロー

電通の新卒採用フローは次の通りです。

電通の新卒採用フロー
  1. エントリー
  2. ES提出
  3. 説明会
  4. 面接(複数回)
  5. 内々定

初任給

電通の初任給は次の通りです。

電通の初任給

【大卒】
260,000円

福利厚生

生活関連制度・借り上げ社宅制度
(東京、大阪、名古屋)
休暇関連制度・積立休暇
・時間休制度
・フレックスタイム制度
・ボランティア休暇
資産関連制度・財形貯蓄制度
・持株会制度
・各種保険への団体割引加入

おすすめの就活支援サービス

電通など広告業界を目指す就活生におすすめの就活支援サービスは【dodaキャンパス】と【キャリセン就活エージェント】です。

【dodaキャンパス】は”有名企業から”学生にオファーを提供する就活支援サイトです。教育業界最大手のベネッセが運営しています。

【dodaキャンパス】のメリット
  • 登録時に無料の適性検査を受けることができ、自己分析に活用できる
  • 登録企業が6,000社以上であり、自分にあった企業が見つかり就活が効率的になる
  • スカウトオファー受信率が98%と業界最高水準

【キャリセン就活エージェント】は”相談”から利用できる就活エージェントです。累計6万人の就活生が利用した実績があるサービスは【キャリセン就活エージェント】だけです(2021年6月時点)

【キャリセン就活エージェント】のメリット
  • 累計6万人の利用実績がある信頼あるサービス
  • 採用コンサルタントは10年以上の業界に尽くしているプロ→サービス利用後には5.4倍の内定数に
  • 退会手続きとても簡単でユーザーフレンドリー

電通への転職

電通への転職を目指す方に向けて、同社のキャリア採用についてまとめております。

募集ポジション

2021年7月時点で電通がキャリア採用で募集しているポジションは次の通りです。

  • ビジネスプロデューサー(営業人材)
  • コミュニケーションプランニンング人材
  • デジタル/データテクノロジー人材
  • エクスペリエンス・デザイン人材
  • ビジネス開発/コンサルティング/事業投資人材
  • スポーツ/コンテンツビジネス人材
  • メディアビジネス人材
  • グローバルビジネス人材
  • コーポレート人材

有利になる資格

電通をはじめとする広告業界に入社するにあたって、有利になる資格は次の通りです。

  • マーケティング・ビジネス実務検定:マーケティングの総合的な知識が身に付く。マーケターとして活用できる。
  • ウェブ解析士:広告成果を分析する知識が身に付く。データアナリストとして活用できる。
  • ウェブデザイン技能検定:HP作成やWeb広告に必要な知識や身に付く。デザイナーとして活用できる。

おすすめの転職支援サービス

電通への転職を目指すにあたっておすすめの転職支援サービスは「DODA」「ビズリーチ」です。

DODAは電通をはじめとする大手広告代理店の求人を多数扱っており、広告業界ではメジャーとなっている転職サイトです。

効率的に広告業界の求人を探すことができます。

ビズリーチは電通などのハイクラス求人に特化した転職エージェントです。

大手広告代理店の求人を多数扱っていることに加え、希望する条件で異なる業界へのオファーもしてくれるので、新しいキャリアパスに繋がる可能性もあります。

電通の評判

口コミサイトでの評判

電通で実際に働いた方々からの評判・口コミを掲載しております。

営業職2年目

実力さえあれば若手でも有名企業の広告を運用できます。

社会にインパクトを与える仕事ができるので、自分の仕事が目に見える形で人々の生活に影響を与えていると思うと、とてもやりがいを感じますね。

クリエイティブ職4年目

女性だからと言って働きにくいとかはないですね。もちろん、部署や役職によると思いますが。

しかし、キャリアを構築できる反面プライベートの時間が多く取れないので、両立するのはかなりタフでないと難しい気がしますね。

産休や育休は当たり前のように取得できます。

プロデューサー職5年目

昔は世間のイメージ通り酷かったですが、最近では管理職からも「お前そろそろ休めよ」と言われるぐらい休暇取得には前向きな会社になりましたね。

とはいえクライアントありきで休みが決まる部分もあるため、ワークライフバランスがあってまだまだ悪いですね。

こればっかりは業界上仕方ないと思いますが。

Twitterでの評判

電通のサービスに関するTwitterでの評判をまとめています。

電通のニュース

電通に関する最新のニュースをまとめています。

電通、MOUSOUと業務提携

株式会社電通は、ランニング中のエンターテインメントサービス事業を展開する株式会社MOUSOUと業務提携しました。MOUSOU社が提供するランニングアプリ「妄走 -MOUSOU-」は、必要な情報をアプリに入力すると、自分が主役のマラソン中継を聴きながら走ることが出来るアプリです。GPSと連動することで、走行距離や速さなどに合わせてプロの実況・解説・歓声を聴きながらスターランナーの気分を味わいつつ楽しく走ることができます。

引用元:電通(2021年5月31日)

電通、企業の未来価値を見出すグループ横断組織「未来事業創研」を発足

株式会社電通は、電通ジャパンネットワーク各社と独自のアプローチで企業の未来価値を見出すグループ横断組織「未来事業創研」を本日発足させました。昨今の社会・事業環境の急速な変化に伴い、顧客企業による未来予測および未来事業創造に関するニーズが急速に高まっています。

引用元:電通(2021年7月1日)

電通、イラスト・漫画特化型ソリューション「Twillust」の提供開始

株式会社電通は、国内電通グループ横断組織「Dentsu Japanimation Studio」のもと、Twitter Japan株式会社と連携し、高品質かつオリジナルのイラスト・漫画特化型ソリューション「Twillust™」の提供を開始しました。本ソリューションでは、ターゲットごとに最適な広告素材を提供することができるだけでなく、通常の広告よりも高いアテンション・興味関心・エンゲージメントの獲得を実現します。

引用元:電通(2021年7月1日)
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