【独学CFPノート】金融資産運用設計7「株式の意義・変動理由・種類」

CFP学習に向けて、CFPの要点をまとめたノートを発信しています。

今回は、金融資産運用設計の第7回「株式の意義・変動理由・種類」について学習していきましょう!

[box02 title=”こんな方におすすめ”]

  • CFPの具体的な学習内容を知りたい方
  • CFPの難易度を知りたい方
  • スキマ時間にCFPの勉強がしたい方

[/box02]

あわせて読みたい
【独学CFPノート】金融資産運用設計6「債券価格と利回りの計算」 CFP学習に向けて、CFPの要点をまとめたノートを発信しています。 今回は、金融資産運用設計の第6回「債券価格と利回りの計算」について学習していきましょう! [box02 t...
目次

株式とは

株式とは、資金調達をする側にとっては長期安定資金を調達できる手段の1つであり、運用する側にとっては積極的に資金を運用できる手段です。

それでは、改めて株式について学習していきましょう。

株式の意義

株式とは、その株式会社に出資している証しです。出資するということはその株式会社のオーナー(株主)であり、株式はその株主の権利を表す証しなのです。

株式は債券とは異なり償還期限がないので、資金調達する企業にとっては債券以上に長期安定的な資金を調達できます。

一方で運用する側である投資家にとっては資金の返還予定がなく、しかもその売却価格が定められていません。リスクの高い運用商品と言えます。

株式会社の設立方法

株式会社の設立には2つの方法があります。

  • 募集設立:設立時に発行される株式の一部を発起人(会社を起こす人)が引き受け、残りの株式は他の株主を募集して株式会社を設立する方法
  • 発起設立:設立時に発行される株式を全部発起人が引き受ける方法

株主の有限責任

会社のオーナーたる株主は、株主の有限責任を有しています。

株主の有限責任とは、会社の損失や債務について株式の引受価額(出資額)を超えて会社の債権者に対して責任を負わないということです。

会社と定款

定款とは、会社を運営していく上での規則を定めたもので、「会社の憲法」とも呼ばれます。

定款に記載する事項は次の通りです。

[box04 title=”定款の記載事項”]

  • 「目的」
  • 「商号」
  • 「本店の所在地」
  • 「設立に際して出資される財産の価額またはその低額」
  • 「発起人の氏名または名称および住所」

[/box04]

株価の変動理由

株価の変動理由についてもみていきましょう。株価は非常に複雑なメカニズムのもと変動しますが、一般的には次のような関係がみられます。

金利の影響

金利の変動は株価に大きな影響を与えます。

[box03 title=”金利と株価の関係”]

  • 金利の低下は株価の上昇要因

理由①:金利の低下時には、企業の資金調達のコストが下がり企業業績は改善される
理由②:預貯金や債券よりも株式への投資が有利と考えられ株式投資のニーズが高まる

  • 金利の上昇は株価の下落要因

理由①:企業にとっては資金調達のコストが上がり、企業業績にはマイナスとなる
理由②:無理して株式に投資しなくても、預貯金や債券で資金運用をすることで十分な採算が取れるようになる

[/box03]

企業業績の影響

企業業績の状況も株価に大きな影響を与えるます。そのため、業績が発表される決算日には株価が大きく変動します。

[box03 title=”企業業績と株価の関係”]

  • 企業業績の回復が期待されると、投資家は株式価値の上昇を見込んで株式を購入する→株価は上昇する
  • 企業業績に後退の不安が広がると、投資家は株式価値の下落を心配して株式を売却する→株価は下落する

[/box03]

市場資金の影響

株式市場への資金の流入·流出も株価に影響を与えます。これは当たり前の話なんですけど、なぜか試験に出る場合があるので一応学習しておきましょう。

[box03 title=”市場資金と株価の関係”]

  • 人々の株式投資への期待が高まり市場に資金が流入すれば、株価は上昇する
  • 株式投資への不安が広がれば市場への資金流入が減少し、株価は下落する

[/box03]

株主の権利

自益権と共益権

株主の権利は「自益権」と「共益権」に区分されます。

自益権 その株主の利益に関係する権利
〈例〉剰余金分配請求金、残余財産分配請求権
共益権 その権利の講師が株主全体の利益に関係する権利
〈例〉議決権
  • 剰余金分配請求金:配当金を受け取る権利
  • 残余財産分配請求権:解散後の財産を請求する権利
  • 議決権:株主総会の議案に賛成や反対をする権利

単独株主権と少数株主権

株主の権利は「単独株主権」と「少数株主権」による区分もできます。

単独株主権 1株しか持たなくても行使できる権利
〈例〉議決権、剰余金分配請求金
少数株主権 ある程度の割合の株式を持っている場合にだけ行使できる権利
〈例〉株主の提案権、帳簿閲覧権
  • 株主の提案権:株主総会の議案を請求することができる権利
  • 帳簿閲覧権:会計帳簿の閲覧を請求する権利

 

株式の種類

株式には「株主平等の原則」が適用されるので、誰が所有しても権利の内容は変わりません。

しかし、定款に定めることにより、株式の内容に修正を加え、剰余金の分配を受ける権利や株主総会での議決権などを変えることができます。

これにより、権利に関して様々な種類の株式が発生します。その種類をいくつかみていきましょう。

取引単位による分類

株式取引では、単元株制度による売買単位を採用しています。上場株式は100株を1単元としています。未上場株式では一定株数としています。

単元株 単元株制度上の株式数を満たしている株式。証券取引所での最低売買単位でもある。
単元未満株 単元株数に満たない株式。単元未満株には議決権はなく、証券取引所での売買は不可。取引したい場合は発行会社に請求する。

 

権利内容による分類

株式の権利内容によって、次のような種類株式が存在します。

普通株 権利内容に制限がない株式
優先株 優先的に配当を受け取る権利がある株式
劣後株 他の株式に配当した後の残った利益から配当を受け取る株式
議決権制限株式 議決権が全くない株式、もしくは議決権の一部に制限のある株式

 

[jin-w-sen color=”#eeeeee” size=”10px”]

これまでCFPで出題される「債券の分類・発行条件・リスク」を学習しました。

CFPの学習方法やおすすめのテキストについて解説している記事もあるので、併せて読んでみてください!

あわせて読みたい
【CFP】独学CFPの勉強法とオススメのテキストを元証券マンが解説 皆さんこんにちは。牧野です。 今回はFP資格の最高位、CFPの勉強法とオススメのテキストについて発信していきます! CFP資格試験ってなんぞや? CFPの試験概要は? 具体...
応援励みになります
URLをコピーする
URLをコピーしました!
目次
閉じる