【独学CFPノート】金融資産運用設計5「債券の分類・発行条件・リスク」

CFP学習に向けて、CFPの要点をまとめたノートを発信しています。

今回は、金融資産運用設計の第5回「債券の分類・発行条件・リスク」について学習していきましょう!

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目次

債券とは

債券は、資金調達をする側にとっては資金を調達する手段の一つであり、運用する側にとっては、安定的に運用できる手段です。

発行体からみた債券の特徴

債券の発行体からみた債券の特徴は次の通りです。

  • 中長期の資金調達に適している
  • 借入よりも資金の使途が比較的自由
  • 新株発行による増資とは違い返済の必要がある

投資家からみた債券の特徴

投資家側からみた債券の特徴は次の通りです。収益性、安全性、換金性の観点でみていきましょう。

収益性
  • 発行時に決められた利率の利子が期待できる
  • 長期の固定金利債券は、金利の低下時には債券価格の上昇が見込まれる
  • 金利の上昇時やインフレ時には債券価格の低下が見込まれる
安全性
  • 利払いや償還は約束されているが、発行体が破綻すると返済不能や遅延が生じる(デフォルト)
  • 政府保証、一般担保、物上担保によって安全性を高めることが可能
換金性
  • いつでも売却することで換金できるが、償還と異なり売却価格は債券相場により変動する
  • 売却のしやすさは債券の流動性により異なる

 

債券の分類

債券は発行条件によって非常に多くの種類が存在します。試験に出題されるような代表的な債券の種類を記憶しておけばOKですね。

利払い方式による分類

債券は利払い方式によって利付債と割引債に分類されます。

  • 利付債:定期的に利子が支払われる債券
  • 割引債:利子は支払われないが、額面より安く発行される債券

発行体による分類

発行体によって債券は次のように分類されます。

公共債 国債:国が発行する債券
地方債:地方公共団体が発行する債券
政府関係機関債:公団・公社・公庫等の政府関係機関が発行する債券
民間債 社債:事業会社が発行する債券
金融債:金融機関が発行する債券
外債:発行体、発行通貨のいずれかが日本以外である債券

発行時による分類

債券は発行時によって新発債と既発債に分類されます。

  • 新発債:新規に発行される債券
  • 既発債:既に発行されている債券

募集方式による分類

投資家の募集形態によっても債券を分類することができます。

  • 公募債:誰でも購入できる債券
  • 私募債(縁故債):購入者が特定されている債券。

債券の発行条件

債券を発行する際に必要となる発行条件を確認していきましょう。

額面金額 債券の償還時に返済される金額であり、債券を購入する際の単位。
表面利率 額面金額に対する1年間の利子の割合。クーポンレートとも言う。
発行価格 新発債が発行されるときの価格。額面100円に対しての価格で表現される。

  • アンダーパー発行:発行価格が額面よりも低い
  • パー発行:発行価格が額面と同じ
  • オーバーパー発行:発行価格が額面よりも高い
償還期限 満期のこと。投資家はこの日に額面金額を受け取ることができる。
利払日 利子が支払われる日。通常年2回。
募集期間 募集の申込みを受ける期間。
受渡日 新発債と既発債で受渡日は異なる。

  • 新発債の受渡日:発行日
  • 既発債の受渡日:約定日の4営業日後(国債は約定日の翌営業日)

債券の流通市場

次に、債券の流通市場について学習していきましょう。新発債が発行された後に売買される市場が流通市場です。

取引所市場 東京証券取引所などの取引所で売買される市場。
店頭市場 投資家と金融機関が相対で直接取引する市場。最も取引量が多い。
業者間市場 証券会社や銀行間などの業者間で債券を売買する市場。

債券のリスク

債券のリスク

債券のリスクを確認していきましょう。近年よく出題されるので要チェックですぞ。

金利変動リスク

金利変動リスクとは、債券を購入した後の金利水準の変動により、購入した債券の価格が変動するリスクを指します。

通常金利と債券価格は次の関係にあります。

[box03 title=”金利と債券価格”]

  • 市場金利の上昇→債券価格の低下
  • 市場金利の低下→債券価格の上昇

[/box03]

信用リスク

信用リスクとは、債券の発行体が経営破綻して債券の償還や利払いができなくなるリスクのことです。

信用リスクを判断するには、格付け機関の評価を用いるのが一般的です。

信用リスクを分析する際のポイントは3つあります。

[box03 title=”信用リスク分析の3つのポイント”]

  • 格付けが高いほど信用度が高い=信用リスクは小さい
  • 格付けが高いほど利回りが低い
  • 投資適格か投機適格の境目は「BBB」

[/box03]

流動性リスク

流動性リスクとは、債権を売りたいときに売れず、そのために売却機会を逃し投資収益が毀損するリスクです。

知名度や人気のない銘柄は、流動性リスクが高いと言えます。

カントリーリスク

カントリーリスクは、債券の銘柄によるリスクではなく、債券が発行された国固有のリスクのことです。その国の政治的・経済的なリスクが原因となって

早期償還リスク

早期償還リスクは、償還期限前に償還されてしまうリスクのことです。

想定していた収益を得られる期間が減少することにより、想定していた収益額を得られない可能性があります。当初運用を予定していた期間の投資利回りの低下を意味します。

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これまでCFPで出題される「債券の分類・発行条件・リスク」を学習しました。

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